採石場が語るクライストチャーチ

クライストチャーチ南西部に
Halswell Quarryという場所がある

昨日、預かっている犬のパックと一緒に
その周りを走ってきた

「quarry」とは採石場のこと
日本では聞き慣れない言葉だが
クライストチャーチでは歴史と深く結びついている

ここでは昔
Port Hills の火山活動によってできた岩が採掘されていた

Halswell stone と呼ばれるその石は
加工しやすく丈夫だったため
市内の教会や石造りの建物に多く使われたそうだ

地震で崩壊した大聖堂にも
この石が使われていたという

今では採掘は終わり
広い公園として整備されている

歩いていると
巨大な岩壁や削られた断面がそのまま残っていて
ここがかつて産業の現場だったことを感じさせる

犬と走りながら見降ろす岩壁は
結構な迫力があった

何百年も前の火山活動が地形をつくり
人がそこから石を切り出し
その石で街をつくり
今はその場所が公園として残されている

そんな時間の流れを思うと面白い

観光地としては
それほど有名ではない

でも、こういう場所を知ると
クライストチャーチという街が
少し違って見えてくる


An old quarry quietly tells the history of Christchurch. The stones from this place helped build many historic buildings in the city. Running there with Pack made me feel the long flow of time.

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