ラベルのない木の意味

一昨日、ボランティア活動に参加したときのこと

川沿いの環境を整える作業をしながら
ふと気になったことがあった

目の前にある木々に
名前が書かれたラベルがまったくない

日本ならこういう場所には
たいてい木の名前とともに詳しい説明が書いてある

だから最初は、少し不親切だなと感じた
名前がわかればもっと理解できるのにと思った

でも作業を続けていると
一人のおじさんが、
「これはトタラという木で、マオリにとって大切な木なんだ」と説明してくれた

強くて長持ちする木で
昔はカヌーや建物にも使われていた
ただの木ではなく、人々の暮らしと深く結びついている

そう聞いたとき、ハッとした

ラベルがなくても
人から教わることで
そこに物語が生まれる

もし最初からラベルがあったら
名前や説明を見て終わっていたかもしれない

でも今回は違った

人から教えられ
その背景まで知ることができた

さらに、管理している人たちが
iNaturalist というアプリを教えてくれた

植物や昆虫の写真を撮って登録すると
名前や情報がわかり
自分の記録としても残せるとのこと

みんなそれを使って
楽しみながら学んでいるという

それを聞いて
また少し考えが変わった

ラベルがない代わりに自分で調べる
そして、自分のペースで理解を深めていく
そんな学び方もあるのかと感心した

ラベルがないのは意図的なんだろう
名前を知る前に、まずは自然を感じること
そして、人との関わりやツールを通して学ぶこと
それを大切にしているように感じた

それは、与えられる知識ではなく
自分から始める学びの大切さ

ラベルがあることにも、ないことにもそれぞれ意味がある
サステナビリティを考えるうえで
その両方とも理解することが大切だと思った

昨日は、木の名前をいくつか覚えた
でもそれ以上に、ボランティア活動を含めて
自然との向き合い方を学んだ気がした


I learned the name of a tree from a local man. He also introduced me to an app to explore nature by myself. I realized there are many ways to learn about sustainability.

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