「あ、ああああ…」
「い、いいいい…」
「う、うううう…」
私は人や物の名前が出てこないとき、こうやって「あ」から順番に心の辞書をめくります
ちょっとしたクイズ感覚で、実は楽しく、たいてい「を」まで行く前に正解が飛び出します
「そや!山田や!」
思い出した瞬間、勝ち誇った笑みが浮かぶと同時に、「なんでこの名前が出てこんかったん!?」と自分に突っ込むことも
先日、先輩と沖縄の民宿の食堂でご飯を食べながら朝ドラ「ばけばけ」を見ていたときのこと
先輩がポツリ「ばけばけの前の朝ドラ、なんやったっけ?」
私「…えーっと何でしたっけ、あかん、ドラマの内容すら忘れてますわ」
半年間、毎朝見て、泣いたり笑ったりしたくせに、タイトルも内容も、まさかの「風と共に去りぬ」
でも慌てず、脳トレ五十音作戦発動!
「あ、ああああ…」
「い、いいいい…」
「う、うううう…」
でも今回は渋い
とうとう「を」まで行ってしまいました
「うーん、なかったなぁ」
ちょっと悔しいので息を整え、もう一度ゆっくり最初から
「あ、ああああ…ん?……あっ、あっ!…『あんぱん』や!」
そう、タイトルは「あんぱん」
まさかの一文字目に答えあり
胸のつっかえが取れた瞬間、情けなさより笑いが勝つ
思い出したことを果たして喜んでいいのかどうか…
でもそこで終わらず、私には次の難問が出題されます
「で、主人公の名前なんやったっけ?」
…はい、出ません!
例によって「あ」からはじめます
「あ、ああああ…、うーん、さすがに、あ、はちゃうよなぁ」
「次、い、いいいい…いいいい、い?いぃ?…いっ、いっ、…『今田美桜』や!!」
出たーーーー!!
脳トレ効果てきめん!
おかげでそのあとの朝ごはんは、史上最高においしかったです
🍞今日の教訓
「人生は 思い出せなくても なんとかなる」
「物忘れ 笑ってしまえば 立派な脳トレ」


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