今から三十数年前
結婚式の前に、仲人となる上司から手紙をいただいた
そこには
「我以外皆我師」(われいがい みな わがし)という言葉が書かれていた
自分以外は、すべて自分の師であるという言葉
当時は20代
周りは年上ばかりで、そうだろうなと素直に受け取っていた
たまに怪しい人もいたけど…
それはさておき、この手紙には、
年齢に関係なく誰からでも学ぶことができるということが、書かれていた
赤ちゃんからも、子どもからも、同級生からも
そういう姿勢でいれば自然と謙虚になれるし
自分も少しずつ成長できるというもの
フムフム、なるほど
何かに行き詰まった時
よくこの言葉を思い出した
そして今
自分なりにこの言葉の意味を少し広げて考えている
それは、人だけではなく
動物も植物も、海も空も、道端の石ころさえも
すべてが自分の師になりうる
そう思うと、日常の見え方が少し変わる
当たり前だと思っていたものに、ふと感謝の気持ちが湧いてくる
見過ごしていたものに目が向くようになる
Over60になって圧倒的に年下が多くなった
だからこそ、あくせくせず
そんな姿勢で日々を過ごしたい
…とはいえ
その言葉をくれた上司は、なかなかの昭和ど真ん中の人で
企画書を持って行ったら、机の横に1時間立たされたまま
大声で説教されたことも一度や二度ではなかった
今なら即アウト
完全にパワハラ退場
いい言葉はくれたんだけどなぁ
でも、その言葉だけはちゃんと心に残っている
今の私の年齢で天国に旅立ったあなた
どうぞ見守っていてください
Everyone and everything can be my teacher. If I stay humble, I can keep learning from people, nature, and everyday life. Even the smallest moments can quietly change the way I see the world.


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